落花流水(らっかりゅうすい)
男女の慕い合う心。
▶晩春の風景。そこから、物事が衰え滅びゆくこと。また、男女が慕い合う気持ちが通じ、相思相愛になること。
【例】旅先で出会った二人は東京で偶然再会し、落花流水のごとく互いに惹かれていった。
和洋折衷(わようせっちゅ)
▶日本風のものと西洋風のものとを巧みに取り合わせて用いること。また、そのもの。
▶「折衷」は「折中」とも書き、両方のよい点を採り入れて、ほどよく調和させること。
【例】この店は、和洋折衷の食材を使ったオリジナルメニューで評判です。
和魂洋才(わこんようさい)
▶西洋の学問を学び取りながらも日本固有の精神を失わないこと。日本人の心を持って、西洋の学問・知識を消化し、活用していくこと。
▶古くからの語「和漢漢才」(日本固有の精神を保持して中国の学問を吸収する)をもじったものだが、今日では「和漢洋才」の方が一般的に使われる。
和気藹藹(わきあいあい)
なごやかな雰囲気に満ち満ちたさま。
▶「和気」は仲むつまじい雰囲気。「藹藹」はその場にいる人の気持ちが一様に打ち解けている様子。
【例】その店は和気藹藹とした雰囲気に包まれていて、初めての客でもすぐになごめる。
【類】和気洋洋(ようよう)