四字熟語辞典

心に響いた四字熟語があれば、それをあなたの「座右の銘」にしてください。きっとあなたの人生を豊かで実りあるものにしてくれます!

2022-04-11から1日間の記事一覧

阿鼻叫喚(あびきょうかん)

むごたらしい情景。▶悲惨な状況に陥った人々が、苦しみ、泣き叫んで救いを求める様子。悲惨でむごたらしいことのたとえ。▶「阿鼻」は仏教でいう八大地獄の一つ、無間地獄のこと。「叫喚」は叫び、わめくという意味。【例】事故現場は阿鼻叫喚の様相だ。【類…

悪口雑言(あっこうぞうごん)

ひどいわるくち。▶あれこれとと悪口を言って、人を口ぎたなくののしること。また、その言葉。▶「雑言」は悪口の意味。同じ言葉を重ねて意味合いを強めた表現。【例】部下の失敗を責めたてる部長の悪口雑言は聞くに堪えなかった。【類】悪口罵詈(ばり)、罵…

悪木盗泉(あくぼくとうせん)

悪事から離れることの大切さ。をいう。▶どんなに困っていても、悪事に手を染めてはならないという戒め。悪事に近づいて人に疑われるようなことをしてはいけないという意味もある。▶悪い木の陰に入って休んだり、盗泉の水を飲んだりするだけでも、その人の身…

握髪吐哺(あくはつとほ)

逸材集めに熱心。▶才能のある優れた人材を熱心に求めること。▶中国の周公旦は、来客があったとき、入浴中であれば洗いかけの髪を握り、 食事中であれば口の中の食べ物を吐き出し、すぐに客を出迎えた。【例】握髪吐哺して将来を担う人材を確保することが会社…

悪戦苦闘(あくせんくとう)

苦しい中での努力。▶死にものぐるいの苦しい戦い。あるいは困難な状況にあって、苦しみながら努力すること。不利な状況に立ち向かうさまをいう。【例】悪戦苦闘の末、優勝候補を敗る大金星を上げた。【類】苦節十年(くせつじゅうねん)、苦心惨憺(くしんさ…

悪事千里(あくじせんり)

悪い噂ほど世間に広まりやすい。▶悪い行いや評判は、隠していてもたちまち世間に伝わっていくものだということ。▶「好事門を出でず、悪事千里を行く」から来た語 【例】悪事千里を走る、もはや信用が失墜した。